
Fig. 1. 嫌韓関連の歪曲主張と事実の比較/(中央日報 『「嫌韓流」「抗韓流」…韓流の向かい風吹く』より引用)
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Fig. 1は韓国の大手紙 中央日報が記事より引用した嫌韓流に対する反論であるが、Fig. 中の『事実』が事実だと絶対に思えなかったのが整形手術の段である。
というのも韓国人留学生から、同級生の10人に少なくとも3人は何らかの手術を大学入学までに受ける。。。という話を聞いたことがあるからである。彼女によると、大学も卒業が近づくと、顔面工事してない子の方が少数派に転落する。しかも、工事費用をカンタンに親が出すので、顔面工事の需要は高まく、顔面土建屋(美容整形外科)も大繁盛とのことである。
だから、この記事を見た瞬間、まるで金(キム)縛り(韓国だけに)にあったかのごとく固まっちゃったのである。
そこで、疑いを抱きつつ、Fig.1の表中にある中央日報の記者ポッポ(金玄基 )氏が引用した国際美容外科学会(ISAPS)の統計資料をチェケラッチョしたわけである。ISAPSの2002年の資料によると、2002年度における日本および韓国の整形手術件数はそれぞれ、42842件および9560件である。2002年度の日本の人口(国立社会保障・人口問題研究所『人口統計資料集(2004年度)』から引用)および2003年度の韓国の人口(韓国統計庁『将来人口推移』2001から引用)をそれぞれ約127435千人、48190千人と見積もると、
Table 1. ISAPS資料による2000年度における人口1000人あたりの整形手術数の日韓比較(『ISAPS Statistics 2002 』を参考に作製)

Table. 1で示したように、日本および韓国の人口1000人あたりの整形手術件数は、それぞれ0.336と0.198となる。これが、Fig. 1で記者ポッポ氏の述べる『整形手術をした人は日本が0.33人で、韓国の0.19人に比べてはるかに高い』の根拠となっているのであろう。
しかしながら、1000人当たりの整形手術施行数は低すぎてとてもキムチ臭く感じる。そこで、ダッカルビのごとく最新の2004年度の統計をチェケラッチョ!してみたところ、中央日報流統計“整形”のカラクリを発見することができた。
まず、この上述の文面より、この統計にはISAPSに加盟した各国の美容整形団体が行った顔面工事数しかカウントされていないことがわかる。例えば、アメリカでは、6600のアメリカ美容外科学会(?)(ASPS: National plastic surgery society )加盟医院のうち、189の医院しかISAPSに加盟していないということである。日本と韓国ののISAPSメンバーは、それぞれ62人と19人である。一方、厚生労働省が出した平成15年度 医療施設調査・病院報告によると、日本国内において顔面工事を合法的に行うことができる美容外科あるいは整形外科を持つ一般病院数は、それぞれ75と944になっている(一般診療所を加えると膨大な数になる)。
したがって、韓国の統計は手元にないのであるが、Fig. 1中の統計結果は、少なくとも日本国全体の美容整形数を反映するものではなく、結論として日本の方が整形手術が盛んであるとは言いきれない。
ところで、ISAPSのサイトでは2004年の統計も見ることができる。にも、関わらずなんで中央特快の記者ポッポ氏は2002年の資料を使ったのか?2004年の統計資料で、table.1 と同様に、1000人当たりの手術数を計算すると、
Table 2. ISAPS資料による2004年度における人口1000人あたりの整形手術数の日韓比較(『ISAPS Statistics 2004 』を参考に作製)

Table 2のような結果になり、韓国人の整形手術割合の方が割合が高くなってしまう。
この結果より、私は、反『嫌韓流』の記事を書くことを強いられた中央日報の記者ポッポ氏が、2004年のデータでもって日本人を論破できないことを悟り、意図的に2002年のデータを用いたと推測する。
そもそも整形は悪いことでも無いのに、どうしてわざわざ事実を曲げようとするのであろうか?こういう記者のこういうシゴトのいいい加減さが、嫌韓諸氏らが言ういわゆる『ウリナラクオリティー』なのだろう。
歪曲データを根拠に他人を歪曲を糾弾するなんて、この記事を書いた記者はまるで韓国人のようだ(いや、そのまさにそうなのだがw!)...。
おまけ Fig. 2. 整形手術施行箇所/シワ取注射:シワの原因になる筋肉の働きを阻害する目的で、筋肉の神経を阻害するボツリヌス菌を注射する方法。(『ISAPS 2004年度資料』より引用)
おまけ Fig. 3. 韓国歴史整形手術施行箇所(推測)
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